2017年02月
「松村グローバル・スカラシップ基金」半年留学プログラムで、カナダとオーストラリアで勉強している2期生から現地レポートが届きました。日本を出発して、1か月。環境が異なる中で勉強していく大変さを感じながらも、目標を立てて前に向かって進んでいこうという姿が見えます。清教からエールを送ります。頑張って!
現地レポートより(一部抜粋)
「大変なことは英語が全然わからないことです。もっと日本で単語を覚えておけばよかったと思っています。毎日単語を覚えるほか、もっと自分からいろんな人に話しかけていかないといけないと思います。…まずは授業で配られたプリントのわからない単語を調べて覚えていくようにします。」
「…家にもう一人メキシコから留学生もいます。彼女は英語がわかるのでファミリーが何を言っているかわかり、自分はわからないので悔しいです。…とにかく英語がわからないのでわかるまで聞いて頑張ります。」
「オーストラリアに来てから一ヶ月経ちますが、いろいろなことを学んでいます。文化の違い、人柄の違い、建物、自然、マナーの違い。いろんなものを見て、たくさんのことを感じられるようになりたいです。まずは困った時は自分から伝えないといけないことや、自分の意思を持つべきだということも学びました。…」
現地レポートより(一部抜粋)
「大変なことは英語が全然わからないことです。もっと日本で単語を覚えておけばよかったと思っています。毎日単語を覚えるほか、もっと自分からいろんな人に話しかけていかないといけないと思います。…まずは授業で配られたプリントのわからない単語を調べて覚えていくようにします。」
「…家にもう一人メキシコから留学生もいます。彼女は英語がわかるのでファミリーが何を言っているかわかり、自分はわからないので悔しいです。…とにかく英語がわからないのでわかるまで聞いて頑張ります。」
「オーストラリアに来てから一ヶ月経ちますが、いろいろなことを学んでいます。文化の違い、人柄の違い、建物、自然、マナーの違い。いろんなものを見て、たくさんのことを感じられるようになりたいです。まずは困った時は自分から伝えないといけないことや、自分の意思を持つべきだということも学びました。…」
今年度も清教杯スピーチコンテストが本校イングリッシュルームで開催されました。この歴史あるスピーチコンテスト、今年で28回目を迎えました。高1各クラスから代表者が選出されるレシテーション部門とリターニーやESS部員、希望者が挑戦するスピーチ部門からなり、総勢21名が聴衆の前で日頃の成果を披露しました。また、ドイツ語とスウェーデン語によるスピーチもあり、言語の多様性を感じる場にもなりました。
レシテーション部門では、コミュニケーション英語の時間に学んだトピックから関心の高いものを選び、すべて暗唱して発表するというもの。Panama Canal、 Ethical Consumption、Augustusなど8種類のストーリーを情感豊かに伝えてくれました。
一方、スピーチ部門では留学時代の経験やSNSを利用したコミュニケーション、ボディランゲージの効用、バイリンガルとは何かなど、様々なテーマを設定し、自分の見解を英語特有の論理を使って主張しました。特に印象的だったのは、内容は多岐にわたっていましたが、どのスピーチにもグローバル時代をどう生きるのかというテーマが根底にあったということ。海外での経験や校内で英語を使う場面の増加、SGHアソシエイト校としての活動、社会の動きなどに影響されているのだと思います。それを高校生らしい感性で以て主張していたことに感銘を受けました。このコンテストでの経験が次につながることを期待しています。
レシテーション部門では、コミュニケーション英語の時間に学んだトピックから関心の高いものを選び、すべて暗唱して発表するというもの。Panama Canal、 Ethical Consumption、Augustusなど8種類のストーリーを情感豊かに伝えてくれました。
一方、スピーチ部門では留学時代の経験やSNSを利用したコミュニケーション、ボディランゲージの効用、バイリンガルとは何かなど、様々なテーマを設定し、自分の見解を英語特有の論理を使って主張しました。特に印象的だったのは、内容は多岐にわたっていましたが、どのスピーチにもグローバル時代をどう生きるのかというテーマが根底にあったということ。海外での経験や校内で英語を使う場面の増加、SGHアソシエイト校としての活動、社会の動きなどに影響されているのだと思います。それを高校生らしい感性で以て主張していたことに感銘を受けました。このコンテストでの経験が次につながることを期待しています。
3学期に入り、すでに1か月が経ちましたが、Global StudiesⅠの授業では2学期に引き続き、BOP層を焦点に当てたリサーチを継続しています。グループごとに対象国を設定し、特定の分野(教育、保健、水・衛生、食・農業、環境・エネルギー、家電のうち1つ)から見ることで、その国のBOP層がどのような環境に置かれているかを論理立てて考察しています。また、どのようなBOPビジネスの可能性が考えられるかについても探っています。アウトプットの方法は様々で、動画を作成している班もあれば、提案している実物を作っている班も。本番まであと1か月を切りました。1年間のまとめとなる研究発表会で、自分たちのリサーチの結果を発表してほしいと思います。
この日は高1生4人がMUNK12th(公文国際学園の主催の模擬国連)に出場しました。この模擬国連は生徒さんたちが実行委員を務め、準備・運営を進めているとのこと。Background Guideだけでなく、各国大使が作成したDraft ResolutionをまとめたDR BOOKの作成、当日の進行等すべてにわたって生徒さんたち自身が行っておられ、驚きました。
今回の議題は「核兵器」。清教生はニカラグア大使とエチオピア大使を担当し、事前に準備したDraft Resolutionを携えて臨みました。Draft Resolutionとは、その国の大使が議題に関する世界の現状を分析し、世界の平和を促進しつつ、かつ自分の国が利するような方法を提案した文書です。各国のDRを読み、立場を同じくする国を探して集まるLobbyingを経て、内容や文言を修正した1つのResolutionに落とし込みます。そのResolutionには作成に関わった国々がsubmitter として名前を連ねることができます。次に総会では全参加国が集い、スピーチ・質疑応答・交渉を行って、自分たちのResolutionが通過するための一連の駆け引きが行われます。初めて模擬国連に参加した生徒たちはとまどいながらも、積極的に交渉を行い、中心となってまとめることも。
この模擬国連は実際の国連やその国の立場を反映して行われます。現実世界もそうですが、国際平和を維持する国際連合とはいえ、加盟国によって核に関する考えは異なり、容易に合意が得られることはありません。激しい応酬が繰り広げられる場面もありました。この一連の会議の中で、瞬時に判断する力、合意形成のための交渉力、自らの主張を通す論理力が求められることを、身を以て感じたと思います。参加した4人がこの経験を次に活かし、新たなステージに進んでくれることを期待します。
今回の議題は「核兵器」。清教生はニカラグア大使とエチオピア大使を担当し、事前に準備したDraft Resolutionを携えて臨みました。Draft Resolutionとは、その国の大使が議題に関する世界の現状を分析し、世界の平和を促進しつつ、かつ自分の国が利するような方法を提案した文書です。各国のDRを読み、立場を同じくする国を探して集まるLobbyingを経て、内容や文言を修正した1つのResolutionに落とし込みます。そのResolutionには作成に関わった国々がsubmitter として名前を連ねることができます。次に総会では全参加国が集い、スピーチ・質疑応答・交渉を行って、自分たちのResolutionが通過するための一連の駆け引きが行われます。初めて模擬国連に参加した生徒たちはとまどいながらも、積極的に交渉を行い、中心となってまとめることも。
この模擬国連は実際の国連やその国の立場を反映して行われます。現実世界もそうですが、国際平和を維持する国際連合とはいえ、加盟国によって核に関する考えは異なり、容易に合意が得られることはありません。激しい応酬が繰り広げられる場面もありました。この一連の会議の中で、瞬時に判断する力、合意形成のための交渉力、自らの主張を通す論理力が求められることを、身を以て感じたと思います。参加した4人がこの経験を次に活かし、新たなステージに進んでくれることを期待します。
午後からは国連大学内にある国連広報センターへ。秋田県の国際教養大学の学生さんでもあるインターンの方が案内をしてくださいました。数ある国連機関のなかで、唯一日本に本部があるのは国連大学のみです。その建物内には、UNICEFやUNDPなどの駐日事務所もありました。また、図書館もあり、国連総会の議事録が保管されていました。数ある議事録の中から、1956年のものを見せていただきました。理由は…日本が国連に加盟した年です! その時の外務大臣(重光葵外務大臣)のスピーチを読むことができました。その他、国際連盟の資料も保管されており、国連研究には欠かせない場所です。
続いて、昨年国連加盟60周年の記念式典が行われたウ・タント国際会議場へ。ウ・タントは第3代国連事務総長です。その式典に安倍首相や皇太子殿下も参列されたそうで、この国連大学全体は日本における国連活動の中心的な場所になっています。
最後に、国連広報センターの役割についての説明を聞きました。国連広報センターは国連関係の資料を日本語に翻訳し、メディアへの働きかけなどを行っておられます。また、上智大学と「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)学生フォト・コンテスト」を主催し、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」について人々の意識を高めるような取組も行っておられます。Global Studiesで勉強していることにつながるお話も聞くことができ、なぜSDGsが必要なのかをいつもと違う角度から考える機会にもなりました。これから、翌日のMUNK 12thに向けて最後の準備をします!
続いて、昨年国連加盟60周年の記念式典が行われたウ・タント国際会議場へ。ウ・タントは第3代国連事務総長です。その式典に安倍首相や皇太子殿下も参列されたそうで、この国連大学全体は日本における国連活動の中心的な場所になっています。
最後に、国連広報センターの役割についての説明を聞きました。国連広報センターは国連関係の資料を日本語に翻訳し、メディアへの働きかけなどを行っておられます。また、上智大学と「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)学生フォト・コンテスト」を主催し、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」について人々の意識を高めるような取組も行っておられます。Global Studiesで勉強していることにつながるお話も聞くことができ、なぜSDGsが必要なのかをいつもと違う角度から考える機会にもなりました。これから、翌日のMUNK 12thに向けて最後の準備をします!
MUNK 12th(公文国際学園主催の模擬国連)に出場する4人は、前日から東京入りし、社会見学を行いました。
社会見学の1つ目は汐留にスタジオがある日本テレビ! 『ズームイン!!サタデー』の辻岡義堂アナウンサーが案内してくださいました。
報道局のフロアの中央には、全世界から集まるニュースをどのように報道するかを決める場があり、スタッフの方々が打ち合わせをされていました。地震などの緊急のニュースの場合は、詳細が確認されるまで、アナウンサーの皆さんは限られた情報からその場の状況に応じて説明をする訓練をされているそうです。
次に、辻岡アナウンサーが取り計らってくださり、お昼の生放送の収録スタジオに入らせていただきました! 普段よく見る番組が目の前で繰り広げられていて、どこを見たらよいのか?? 1つの番組に多くの方が関わっておられることは聞いたことがありましたが、準備や本番で動いておられる姿を実際に見ると、急に番組に奥行きが見える気がしました。また、マイクがあるので普通の声量かと思っていたのですが、出演者の方々が意外と大きな声で話をされていたのが印象的でした。
その他、テレビ局内の様々な場所を見学し、最後は辻岡アナウンサーが出演されている『ズームイン!!サタデー』のスタジオへ。そこで、ネットが普及し自分の好きな情報だけを取捨選択できる時代こそ、テレビは様々な情報を伝え、人々に新しい世界への入り口を提供することができるツールなのだと、テレビのあり方について語ってくださいました。
普段は画面を通してしか見ることのできないテレビの世界。今回見学をさせていただけたことで、今後テレビを見る視点が変わりそうです。
お忙しい中、存分に楽しめる案内をしてくださった辻岡アナウンサー、ありがとうございました!
社会見学の1つ目は汐留にスタジオがある日本テレビ! 『ズームイン!!サタデー』の辻岡義堂アナウンサーが案内してくださいました。
報道局のフロアの中央には、全世界から集まるニュースをどのように報道するかを決める場があり、スタッフの方々が打ち合わせをされていました。地震などの緊急のニュースの場合は、詳細が確認されるまで、アナウンサーの皆さんは限られた情報からその場の状況に応じて説明をする訓練をされているそうです。
次に、辻岡アナウンサーが取り計らってくださり、お昼の生放送の収録スタジオに入らせていただきました! 普段よく見る番組が目の前で繰り広げられていて、どこを見たらよいのか?? 1つの番組に多くの方が関わっておられることは聞いたことがありましたが、準備や本番で動いておられる姿を実際に見ると、急に番組に奥行きが見える気がしました。また、マイクがあるので普通の声量かと思っていたのですが、出演者の方々が意外と大きな声で話をされていたのが印象的でした。
その他、テレビ局内の様々な場所を見学し、最後は辻岡アナウンサーが出演されている『ズームイン!!サタデー』のスタジオへ。そこで、ネットが普及し自分の好きな情報だけを取捨選択できる時代こそ、テレビは様々な情報を伝え、人々に新しい世界への入り口を提供することができるツールなのだと、テレビのあり方について語ってくださいました。
普段は画面を通してしか見ることのできないテレビの世界。今回見学をさせていただけたことで、今後テレビを見る視点が変わりそうです。
お忙しい中、存分に楽しめる案内をしてくださった辻岡アナウンサー、ありがとうございました!
昨年度より始まった「松村グローバル・スカラシップ基金」半年留学プログラムの2期生4名が、家族・親戚やたくさんの友人に見送られて1月に出発しました。
2名がオーストラリアの姉妹校のキングスクリスチャンカレッジ、2名がカナダのブリティッシュコロンピア州のそれぞれ別の学校で半年間の学びをスタートさせています。早速、現地の写真とレポートが届きました。カナダは例年より暖冬とはいえ、やはり一面雪ですね。半年間それぞれが充実した留学生活を送って、貴重な体験をしてくれることを学園からみんなで応援しています。頑張れ!!!
(現地レポートより)
「授業の英語はわからないところが多くきついなと感じます。そして、留学生用の授業でも中国からの留学生が多い日は、彼らの英語力との差を感じ、みんなで固まっているので、なかなか輪に入っていくことが難しいです。授業では、大切だが、わからなかった所から質問をするようにしています。」
「大変なことは英語が全然わからないことです。もっと日本で単語を覚えておけばよかったと思っています。毎日単語を覚えるほか、もっと自分からいろんな人に話しかけていかないといけないと思います。」
2名がオーストラリアの姉妹校のキングスクリスチャンカレッジ、2名がカナダのブリティッシュコロンピア州のそれぞれ別の学校で半年間の学びをスタートさせています。早速、現地の写真とレポートが届きました。カナダは例年より暖冬とはいえ、やはり一面雪ですね。半年間それぞれが充実した留学生活を送って、貴重な体験をしてくれることを学園からみんなで応援しています。頑張れ!!!
(現地レポートより)
「授業の英語はわからないところが多くきついなと感じます。そして、留学生用の授業でも中国からの留学生が多い日は、彼らの英語力との差を感じ、みんなで固まっているので、なかなか輪に入っていくことが難しいです。授業では、大切だが、わからなかった所から質問をするようにしています。」
「大変なことは英語が全然わからないことです。もっと日本で単語を覚えておけばよかったと思っています。毎日単語を覚えるほか、もっと自分からいろんな人に話しかけていかないといけないと思います。」