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2018年12月
2018/12/17
51期 Global Lecture 「未来の主役は私 ~私たちは未来をどのようにDesignするのか~」 
 夏期Global Lectureは「幸せ」をテーマに高校生である私たちは世界の幸せについて何をすることができるのかを考えました。この度は、名古屋大学のヨーロッパセンター長で、社会経済システム専攻で教鞭をとられている土井康裕先生をお招きし、「グローバル化が私たちのキャリア(進路)に及ぼす影響とは?」「グローバル化が急速に進展していく世界で、私たちは今、何をしなければならないか?」というテーマでレクチャーしていただきました。
 本校の生徒は、今自身の将来を考えていかなければならないものの、現代社会の急速なグローバル化に適応するためには何が必要なのだろうか?グローバル社会の第一線で活躍されている土井先生の熱いお話は、ダイレクトに私たちに響きました。卒業生でもある土井先生からは、「単に英語だけ学べば良いのではなく、思考の基盤となる日本語の定着が大切である」とお話があり、「自分とは違う普通を理解し、他とは違う自分の普通を持ったまま、同じ目的を持ってともに学び、働いていかなければならない」と教えていただきました。さらに、「学ぶということはまず真似るからはじまる」と教えていただき、様々な事象をジブンゴトとして主体的に考え、まずは一歩を踏み出していこうと励ましてくれました。
 その後、クラス戻りGroup Workを行い、成果物としてPosterを作成・掲示しました。今回のALの獲得したいスキルはCritical ThinkingとPresentationでした。学年が掲げる6Cが実践できる貴重な時間を共有することができました。土井先生!本日はありがとうございました。
2018/12/15
SGH 全国高校生フォーラムに参加しました!
 東京国際フォーラムで開催された「2018年度SGH全国高校生フォーラム」に本校から4人の高1生が参加しました。全国から141の高校が集まったこのフォーラムは、メインのポスター発表やディスカッションのみならず、開会式や講評等すべて英語で行われ、東京の学校の生徒さんが進行し、次世代を担う高校生が集っていることを実感できるイベントでした。私たちのチームのテーマはLibraries Can Change the Philippines – An idea to address the educational problem in the Philippines – で、今夏フィリピンのセブ島のスラム街を訪問した経験をもとに、図書館を使った教育機会の提供の可能性について検証しました。今回の発表ではプロジェクトの前提部分を検討することができたので、次は実行に向けて動き出す予定です。午後のディスカッションでは、10のテーマのうち貧困について少人数で話し合いました。このフォーラム全体を通じて、世界や日本の様々な問題について同世代の高校生の意識の高さを実感でき、参加した4人もこの経験を今後に活かしていってくれると期待しています。