2020年02月
WWL(ワールドワイドラーニング)コンソーシアムの拠点校である渋谷教育学園渋谷中学高等学校の自調自考論文優秀作品発表会で、本校の生徒たちも研究成果を発表する機会をいただきました。
渋谷教育学園の高2生たちは1年間をかけて個人研究を行い、論文を執筆します。今回は優秀作品に選ばれた生徒たちが3会場に分かれてオーラル発表を行い、高1・中3生たちも聴講していました。また、全体発表会の後はポスター発表が行われ、全体会で関心を持った発表のポスターへ行き、発表者に色々と話を聞くという時間が設けられていました。
そうしたプログラム進行の中、本校の生徒たちには、全体会とポスター発表の2つ機会でプレゼンテーションの時間をいただきました。ポスター発表時には渋谷教育学園の多くの生徒たちが集まってきてくれて、中には本校生徒たちが積極的に取り組んでいるプロジェクトへの協力を申し出てくれる生徒たちもいて、高校生どうしでの清らかな心のつながりも芽生えた中、今後このプロジェクトが広がる可能性も出てきそうです。
また、渋谷教育学園の先生方からも多くのアドバイスをいただき、本校生徒たちにとっては、自分たちのプロジェクトの継続性や研究の方向性について新たな視点を得ることができた、次のステージへとつながる実りの多い1日となりました。
渋谷教育学園渋谷中学高等学校の皆様、ありがとうございました!
渋谷教育学園の高2生たちは1年間をかけて個人研究を行い、論文を執筆します。今回は優秀作品に選ばれた生徒たちが3会場に分かれてオーラル発表を行い、高1・中3生たちも聴講していました。また、全体発表会の後はポスター発表が行われ、全体会で関心を持った発表のポスターへ行き、発表者に色々と話を聞くという時間が設けられていました。
そうしたプログラム進行の中、本校の生徒たちには、全体会とポスター発表の2つ機会でプレゼンテーションの時間をいただきました。ポスター発表時には渋谷教育学園の多くの生徒たちが集まってきてくれて、中には本校生徒たちが積極的に取り組んでいるプロジェクトへの協力を申し出てくれる生徒たちもいて、高校生どうしでの清らかな心のつながりも芽生えた中、今後このプロジェクトが広がる可能性も出てきそうです。
また、渋谷教育学園の先生方からも多くのアドバイスをいただき、本校生徒たちにとっては、自分たちのプロジェクトの継続性や研究の方向性について新たな視点を得ることができた、次のステージへとつながる実りの多い1日となりました。
渋谷教育学園渋谷中学高等学校の皆様、ありがとうございました!
今年度で 15回目を迎える MUNK(公文国際学園の模擬国連)に8名(高校1年生2名と高校2年生6名)が参加しました。今回のテーマは「女性の社会進出」です。会議はハーグ形式で展開され、午前中の Lobbying では、各国の大使が自国の政治や社会、経済状況を踏まえ、3つのグループにわかれて Draft Resolution(解決策)をつくります。午後からのSession(討論形式)では、グループでつくった Draft Resolution に対して各国大使が質問をしたり賛否を唱えたりし、最終的に合意形成を行います。
Session1 では、女性の社会進出のために「企業に対してフレックス制を推奨する」「各国議会にクオーター制を導入する」という Draft Resolution が掲げられ、集中的な議論がなされました。質問や賛否の発言は留まることなく積極的に行われていました。また、各国間で直接聞きたいことがあれば、Note Passing でやりとりを行いますが、そのやりとりも目まぐるしく行われており、議論の活発さに繋がっていました。
Session2 は、発展途上国からの視点も盛り込まれた Draft Resolution でした。各国の宗教的側面や福祉的側面から女性の社会進出を推進することが議論の中心になりました。中でも学校教育や育児休暇について誰がどのように支援し、どのような仕組みをつくるのか、具体的な解決策が出されました。
Session3 では、男女格差の拡大については、宗教的要素だけではなく、戦争や治安の悪化が影響しているというデータをもとに、教育に特化した講座やセミナーをひらき先進国からの初等教育支援が必要だということが Draft Resolution として掲げられました。質問をすることで、自国の大使を務める生徒の思考力も高まるため、本校生徒も積極的に質問をしていました。中には公文国際学園の中学生も参加しており、議長生徒のスムーズな進行により多くの大使が質問できる環境が整えられていました。
模擬国連は何よりも事前の Research が重要です。参加したそれぞれの生徒が自国の大使として責任をもって取り組まなければなりません。それは、日本にいる私たちを客観的に見つめることができる機会であり、世界的な諸課題に主体的に取り組むことができる機会でもあります。本校の生徒にとっては、他校の生徒と議論をし、解決策を模索していくという経験は、かけがえのない思い出となったようです。今後は自身の課題研究にも生かし、3月に行われる研究発表会で成果を出してもらいたいと願っています。
Session1 では、女性の社会進出のために「企業に対してフレックス制を推奨する」「各国議会にクオーター制を導入する」という Draft Resolution が掲げられ、集中的な議論がなされました。質問や賛否の発言は留まることなく積極的に行われていました。また、各国間で直接聞きたいことがあれば、Note Passing でやりとりを行いますが、そのやりとりも目まぐるしく行われており、議論の活発さに繋がっていました。
Session2 は、発展途上国からの視点も盛り込まれた Draft Resolution でした。各国の宗教的側面や福祉的側面から女性の社会進出を推進することが議論の中心になりました。中でも学校教育や育児休暇について誰がどのように支援し、どのような仕組みをつくるのか、具体的な解決策が出されました。
Session3 では、男女格差の拡大については、宗教的要素だけではなく、戦争や治安の悪化が影響しているというデータをもとに、教育に特化した講座やセミナーをひらき先進国からの初等教育支援が必要だということが Draft Resolution として掲げられました。質問をすることで、自国の大使を務める生徒の思考力も高まるため、本校生徒も積極的に質問をしていました。中には公文国際学園の中学生も参加しており、議長生徒のスムーズな進行により多くの大使が質問できる環境が整えられていました。
模擬国連は何よりも事前の Research が重要です。参加したそれぞれの生徒が自国の大使として責任をもって取り組まなければなりません。それは、日本にいる私たちを客観的に見つめることができる機会であり、世界的な諸課題に主体的に取り組むことができる機会でもあります。本校の生徒にとっては、他校の生徒と議論をし、解決策を模索していくという経験は、かけがえのない思い出となったようです。今後は自身の課題研究にも生かし、3月に行われる研究発表会で成果を出してもらいたいと願っています。
data 20200210
2月11日に公文国際学園(高校1年生2名と高校2年生6名)にてMUNK 15thが行われるに先立ち、将来の進路開拓のための動機づけとして前日に企業訪問を行いました。この度お世話になった企業は、株式会社日立システムズです。株式会社日立システムズは、日本のIT黎明期から今日に至る世の中の変化に対応し、幅広い業種、規模で業務のITサポートを行っています。プログラムは、企業の沿革、製品紹介、災害復興支援のプログラム紹介、社員の方との座談会、職場フロア見学、製品体験など多岐にわたり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。校内で取り組んでいるSDGsに関する課題研究についても紹介することができ、その課題解決が社会ではどのように取り組まれているのかを直接知ることができたことはとても素晴らしい経験でした。
2月11日に公文国際学園(高校1年生2名と高校2年生6名)にてMUNK 15thが行われるに先立ち、将来の進路開拓のための動機づけとして前日に企業訪問を行いました。この度お世話になった企業は、株式会社日立システムズです。株式会社日立システムズは、日本のIT黎明期から今日に至る世の中の変化に対応し、幅広い業種、規模で業務のITサポートを行っています。プログラムは、企業の沿革、製品紹介、災害復興支援のプログラム紹介、社員の方との座談会、職場フロア見学、製品体験など多岐にわたり、非常に有意義な時間を過ごすことができました。校内で取り組んでいるSDGsに関する課題研究についても紹介することができ、その課題解決が社会ではどのように取り組まれているのかを直接知ることができたことはとても素晴らしい経験でした。
UN Women (国連女性機関)日本事務所の岩渕智広様にお越しいただき、高1・高2の28名が「ジェンダー平等のためのワークショップ」を受講しました。UN Womenは2010年に創設されたジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関です。今回、UN Womenの概要、ジェンダー平等、HeForShe(ジェンダー平等推進のための運動)、ジェンダーから見たSDGsの4つについてお話いただきました。新聞やニュースなどで個別の事件や出来事について知っていても、そこから先については考えが及びません。派生する別の問題やその深刻さについて知ることができました。また、ジェンダーの視点から日常生活を見た場合に、私たちが無意識のうちに見過ごしている問題についても認識を新たにしました。後半はグループごとにディスカッションです。グループごとに気になるジェンダーの問題を取り上げ、その解決法やSDGsとのつながりについて考え、全体に共有しました。1つ1つのグループの考えに対し岩渕様がコメントしてくださり、今後につながる視座を与えてくださりました。予定の時間を大幅に過ぎても、もっと話を聞きたい清教生。最終下校時刻となったため、残念ながら終了。非常に充実した2時間を過ごすことができました。岩渕様、ありがとうございました!
フィリピンのReedly International Schoolの生徒さん15名が清教学園に来校され、高2のGlobal Studiesに参加してくださいました。高2生は昨年度に続き、チームで課題研究に取り組んでおり、来月の校内研究発表会にて英語で発表することになっています。そこで今回はフィリピンのインターナショナルスクールの生徒さんたちに発表内容を聞いていただき、アドバイスをもらう機会としました。発表テーマはジェンダー平等、海洋汚染、途上国の教育問題、防災など多岐に渡ります。それぞれのチームが問題の所在とその背景を明らかにし、その問題に働きかけるアクションプランを発表しました。フィリピンの生徒さんたちからフィードバックをもらい、修正している間に授業が終了。あっという間の1時間でした。来月の発表に向けて良い機会をいただくことができました。Reedly International Schoolの皆さん、ありがとうございました!